本日のお天気; 終日、温い〜。埃がするので、薄手のヤッケを着ていたので、帰って服を脱ぐと、天然’哲の塩’がたくさん取れたでしょう。

さて、今日の記事は、なかなかお目にかかれない物。
窯から出たての‘鬼瓦’を、お見せします。

今回の作品は‘雲頭降り鬼’です。前回は‘雲頭尺5寸丸立て鬼’でした。さあ、どんな感じで、窯から出てくるのでしょう・・・。

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斜め上から・・・。ギョ!真っ黒やんか〜。
その通り、これが‘燻し瓦’です。煤(すす)を粘土の内部まで染み込ませます。ゆえに、大量の煤が出ます。
・・・炭と同じですね。

これを、綺麗に‘ブラシ’や‘エアー’で、取り除きます。

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ほら、まさに‘燻し銀’。銀ピカです。
・・・なぜ銀ピカになるのかって?
・・・それは‘はけ土’を言う特殊なトロトロの土を薄くかけるから。
・・・‘はけ土’って何?
・・・各瓦屋さんによって、配合は違いますが、化学反応的には、陶芸に近いかも。(私も聞いた話です。)

では、掃除前と後を、一緒に見てみましょう。

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じゃ〜〜ん!

上側(頭)を掃除し煤を払ってます。下側(足)は清掃前です。
一目瞭然。これだけ違うのですね。

何事も、‘すすはらい’大事です。

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ぽちっとね。いや〜。今日は温かった〜。久々にシャツに汗の塩分が残ってました。ちょっぴり舐めたら、やはり‘しょっぱい’です。しかし、何かまろやか。・・・微妙です。