本日のお天気; 突然の冷え込みと強風で、鼻水が舞い、午後からは雪が降り、所により吹雪になったでしょう。

現場の方は、地葺きの現場に戻ってまいりました。地葺きは終了してますので、棟巻きからです。

この現場は、棟・降り棟・隅棟・みのこが付く、フルバージョンの入母屋物件です。
さて、鬼瓦の都合上、腰巻(壁際)から入ります。

腰巻と言っても、熨斗瓦ではなく‘井筒瓦’を入れて欲しいとの事です。

私どもの施工では、井筒瓦の両端に1本づつ銅線をつなぎ、積む時に、左右の井筒瓦の銅線をくくります。そして、2本になった銅線を、棟の反対側の井筒瓦から出た2本の銅線と、結びます。・・・絶対崩れません。
井筒の内側は、漆喰で裏面を塗り揚げ安定させ、土で固定、瓦屑で、強度を高め、再び土で蓋をします。

以上の工法で・・・って、壁際だったら、反対側の銅線がないやんか〜。
ん〜。そういう場合は・・・直接銅線を、壁に縫い込め〜。

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あ〜。スッキリした。これでズレ落ちる事は御座いません。

ひと手間かけると、かなり強度が稼げます。

明日もひと手間かけましょう・・・。

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ぽちっとね。今日は真冬並みのお天気になりました。災害にあわれた方は、暖を取れたのでしょうか、心配です。
藤川ルーフ工業、微力ながら「チャリティー活動」させていただきます。
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