今朝は、大霜でした。現場に着いても、なかなか屋根の上には上がれません。
大霜ゆえに、日中は、温かいお天気でした。

さて今日は、たまに見かける修繕工事。
寄棟屋根の隅棟が、なんかポロポロ、崩れてます。

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漆喰で、雨が当たる所を塗っているのですが、薄いと年数が経つにつれ剥れてきます。
あと方角的に、太陽が当たりにくい北面なんか良く有ります。

修繕方法は、いったん、漆喰を剥がしてしまい、ちょこちょこっと小細工をし、再び分厚く漆喰を塗り直します。

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はい。出来上がり。

対策としては、漆喰を、分厚く塗ったり、最近では土を使わず漆喰だけで、施工をすることもあります。

しかし、1番良いのは、最初の時点から‘隅面戸’と言う瓦を使うこと。香川県で言うと、西讃地区では、ほぼ標準装備です。
一枚一枚、形をとって、仕上げるので、時間と手間はかかりますが、一生物ではないでしょうか。

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急に探してきた写真なので、見にくいですが、こんな仕上がりです。
最初に、しっかりしとけば、後々お金はかかりません。

・・・家作りは、難しいですね〜。

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ  ポチッとね。この漆喰塗り直し作業、常に覗き込んでの姿勢です。・・・午後のかかりなどは、食べたお弁当が、出そうです。・・・すみません。