只今、洋風建築の、平板瓦を葺いています。
平板瓦のの部分は、昔は、土を置き、その周りを漆喰で巻いて、瓦を銅線で留めていました。今の主流は、直接屋根に金具を打ち付け、その金具に‘木’あるいは‘人工木’をとめ、漆喰で巻き、瓦をステンビスで縫い付けます。強力棟という方法です。
しかし今回は、「プラ棟」です。・・・何ですか?初めてです。こんな感じ、

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こんなユニットを、棟や大棟に取り付けます。

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この方法ですと、漆喰を塗らなくても良いそうです。
最近の、瓦メーカーさんは、色々な物を考えますね〜。次々と新しい方法が、生み出されていきます。私ども施工業者も、ひたすら最新工法の学習で、頭がパンパンです。画期的な工法1つにしてくれたら、安心できるし、数がハケルので、値段も下がるのではないかと思います。

次にもう1つ、この現場で知ったことです。
実は、施主様のお父様が、現場にお見えになって、趣味の‘盆栽’の話になりました。たくさんの鉢を、お持ちです。

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私は、あまり解らないのですが、幼いころ、父と供に盆栽に置く‘コケ’を探しに、山の中を散策したことが有ります。
子供心に「植木鉢だから、すぐ水が無くなるので、こけがいるのだな〜。」と思いました。そして、その話をしていたら、「盆栽には、砂が良いんだよ。」と聞かされました。
なんと、水捌けの良い‘砂’の方だったなんて。
やっぱり、その道の人に、聞くのがいいんですね〜。

という事で、屋根のことなら、私に聞いてください。普通の人より‘チョッピリ’知ってるかも。