昨日は、‘島組’と‘陸組’で‘分身の術’でした。(ただ分かれただけ)

私は、陸組。先日部分増築で、瓦を少々はぐった屋根が出来上がったと言う事で、仕舞をしに行きました。
増築部分は、新しい屋根なので、通常どうり‘キッチリ’葺けましたが、復旧部分は、依然葺いていた通り葺くので、癖があり大変でした。

では、14時現在の屋根をどうぞ〜。

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なんか微妙な時間帯。最近は日が暮れるのが早い為、16時には仕上がっていないと、撤収作業が真っ暗になります。
その時、
 職人M 「地瓦が足りません」
  瓦哲  「なんと!」
既存瓦にへんな細工がしてあって、葺き直す事が出来ないので、新規瓦の必要枚数が増えたようです。
  瓦哲  「倉庫まで走るわ〜」
ダ〜シュ!しかし安全運転。途中シートベルトの取締りをしてました。

現場に戻って、地葺き終了。3時の休憩なんてありません。
なんとか棟巻きに入ります。ここからは、藤川ルーフの得意技炸裂です。
時間を置かずに、どんどん棟を積んで行きます。

な〜ぜかな?
答え・・・全ての、のし瓦を銅線で留めるからです。棟が割れたり、ずれたりする事は絶対ありません。
確かに手間はかかりますが、こんな時、かえって、速いです。何十年も持ちますしね!
それでもって、作業終了。

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なんとか明るい?内に終了。しかし、オートフラッシュで撮ると・・・

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真っ暗ジャン!!結局6時15分までかかりました。でも、一日で出来てよかったです。
今からは、もっと日没が早くなるので、日中の頑張りが、利いてきます。
無理をしないように、頑張りましょう。