09月20日: 助かります。
ポタポタ汗は流れませんが、日陰を探してしまう讃岐地方’。
さて、朝から現場打ち合わせ。
谷板金の入れ替えと、傷んだ瓦の差し替え２００枚超。かなり前から同業者さんに依頼されてましたが、どうしても現場に入る事が出来ず、‘Ｓさん’にバトンタッチ。
それから、違う現場に・・・。
これまた依頼されてましたが、やはり無理。現場について‘あらびっくり’。以前屋根調査に来た時より、かなり変わってました。
納屋が無くなって、屋根がかなりスッキリしてます。これなら雨漏りも無くなるでしょう。
・・・これも、‘Ｓさん’にバトンタッチ。
バトンタッチしまくりなので、しばらくお手伝い・・・。切りの良い所で、現場に戻ります。
・・・Ｓさん、宜しくお願い致します。
さ〜。只今の現場、本日瓦揚げ。平板３０００枚の現場です。
トラック２台（運転手２名）＆お手伝い２名＆職人Ｍの５人体制で、私が戻る頃には、瓦が揚がっておりました。
瓦哲 「おわ〜。お疲れ〜。もう揚がったん？」
運転手 「今終わったとこや、そこで見よったやろ〜」
瓦哲 「隠れて見よったんばれた〜」
・・・これでも、ダッシュで帰って来たんですけど。
ともあれ、みなさんの‘お力’で、今日は助かりました。
・・・皆さん、今晩はぐっすりお休み下さい。お疲れさまでした。
久しぶりの平板物件。体力が物を言います。頑張らねば。
さて、朝から現場打ち合わせ。
谷板金の入れ替えと、傷んだ瓦の差し替え２００枚超。かなり前から同業者さんに依頼されてましたが、どうしても現場に入る事が出来ず、‘Ｓさん’にバトンタッチ。
それから、違う現場に・・・。
これまた依頼されてましたが、やはり無理。現場について‘あらびっくり’。以前屋根調査に来た時より、かなり変わってました。
納屋が無くなって、屋根がかなりスッキリしてます。これなら雨漏りも無くなるでしょう。
・・・これも、‘Ｓさん’にバトンタッチ。
バトンタッチしまくりなので、しばらくお手伝い・・・。切りの良い所で、現場に戻ります。
・・・Ｓさん、宜しくお願い致します。
さ〜。只今の現場、本日瓦揚げ。平板３０００枚の現場です。
トラック２台（運転手２名）＆お手伝い２名＆職人Ｍの５人体制で、私が戻る頃には、瓦が揚がっておりました。
瓦哲 「おわ〜。お疲れ〜。もう揚がったん？」
運転手 「今終わったとこや、そこで見よったやろ〜」
瓦哲 「隠れて見よったんばれた〜」
・・・これでも、ダッシュで帰って来たんですけど。
ともあれ、みなさんの‘お力’で、今日は助かりました。
・・・皆さん、今晩はぐっすりお休み下さい。お疲れさまでした。
久しぶりの平板物件。体力が物を言います。頑張らねば。
09月18日: 2013瀬戸芸粟島(スサノヲ）下屋工事完成
今日から、掛け布団を冬用にしたら、ちょっぴり暑かった、ここ香川県西讃地方。
朝夕は、すっかり秋の気配。コオロギ、鈴虫の声に耳を傾けてしまいます。
さて、2013瀬戸内国際芸術祭粟島。芸術家；滝沢達史作のスサノヲ物件、下屋根修繕工事(葺き替えになってます）が、完成いたしました。
古瓦を使っての、古民家の趣を残す工事となりました。
さすが、戦後すぐの瓦。向う跳ね・尻跳ね（瓦のネジレの具合）も激しいです。おまけに、寸法誤差も大。決定的な物は、厚みも違います。
倒壊前の事もありますし、ベタを乗せて重量を増すわけにもいかず、ほぼ空葺きに。
さすがに悪戦苦闘。ここは、グラインダー片手に辛抱と根気で何とかクリア〜。
今はなき、粟島（喜田）製造の達磨窯製、シノギ桟地瓦＆万十軒瓦。実はこの瓦、凍害・塩害に強いらしいです。
ここ粟島には、瓦メーカーは無くなりましたが、探すと何とかこの面積を葺く枚数はありました。
製造を止めて４０〜５０年、一旦は屋根から下りた瓦ですが、芸術の為に復帰を果たしました。
経年変化が、良い感じに出たと思います。
ちなみに白漆喰は、住民である島民がコツコツ直した感が出るように、専用の鏝を使わず、笹鏝１本で、手造り風に仕上げてみました。・・・ん〜時間がかかって、気が狂いそうだった。
ともあれ、仕上がって良かった、良かった〜。
日中は、かなりの暑さ。しかし陽が落ちると、一斉に蚊が出て来ます。それも大群で。まるまると私の血を吸った蚊を発見したので、すかさずパチン！その時‘プチッ’という音がしました。・・・どんだけ‘血’吸うたんや、貧血で倒れるやんか〜！
朝夕は、すっかり秋の気配。コオロギ、鈴虫の声に耳を傾けてしまいます。
さて、2013瀬戸内国際芸術祭粟島。芸術家；滝沢達史作のスサノヲ物件、下屋根修繕工事(葺き替えになってます）が、完成いたしました。
古瓦を使っての、古民家の趣を残す工事となりました。
さすが、戦後すぐの瓦。向う跳ね・尻跳ね（瓦のネジレの具合）も激しいです。おまけに、寸法誤差も大。決定的な物は、厚みも違います。
倒壊前の事もありますし、ベタを乗せて重量を増すわけにもいかず、ほぼ空葺きに。
さすがに悪戦苦闘。ここは、グラインダー片手に辛抱と根気で何とかクリア〜。
今はなき、粟島（喜田）製造の達磨窯製、シノギ桟地瓦＆万十軒瓦。実はこの瓦、凍害・塩害に強いらしいです。
ここ粟島には、瓦メーカーは無くなりましたが、探すと何とかこの面積を葺く枚数はありました。
製造を止めて４０〜５０年、一旦は屋根から下りた瓦ですが、芸術の為に復帰を果たしました。
経年変化が、良い感じに出たと思います。
ちなみに白漆喰は、住民である島民がコツコツ直した感が出るように、専用の鏝を使わず、笹鏝１本で、手造り風に仕上げてみました。・・・ん〜時間がかかって、気が狂いそうだった。
ともあれ、仕上がって良かった、良かった〜。
日中は、かなりの暑さ。しかし陽が落ちると、一斉に蚊が出て来ます。それも大群で。まるまると私の血を吸った蚊を発見したので、すかさずパチン！その時‘プチッ’という音がしました。・・・どんだけ‘血’吸うたんや、貧血で倒れるやんか〜！
09月16日: 2013瀬戸芸・粟島（スサノヲ・下屋根修繕工事）
朝方、まだまだ台風の余波で風が強い、香川県地方。
・・・それは、いかん。・・・船が出ん！
本日の現場は、粟島。
瀬戸芸さんの依頼で、作品スサノヲ（滝沢達史;作）の下屋根の修繕。先日の大雨で、下屋根が倒壊。作品には影響なく、無事でした。
瀬戸芸開催期間中なら、お客さんの頭上に・・・。お〜怖〜。
てな感じで、作業開始。
先ずは大工さんの出番です。
夕方には我々の出番です。
・・・それまで、何してたん？
って、思うでしょう。それがまた大変。
この子の、段取りをしておりました。
古瓦。‘粟島達磨窯産’の調達です。
薮を分け入り、‘蚊’との格闘。１５ｃｍオーバーの‘ムカデ’は、ざら。スズメバチや、最終的には‘ヘビ’まで出てきて、害虫の運動会や〜（彦摩呂調で）。
皆さん知ってました。粟島で、藪に入る時は‘蚊取り線香’を腰に吊り下げます。渦巻いた蚊取り線香を、ポキポキと折って小さくし、その両端に着火した物を、５・６個入れとくんです。そうでないと、確実にやられます。
え〜、あ〜。話はかなりそれましたが、とにかく、古さも芸術なので、今の‘いぶし銀’の瓦はダメです。経年変化と共に、古さを楽しむのです。
・・・今日は、材料の調達でしたが、明日は、施工。御隠居状態の瓦。はたして、上手く屋根の上に復活なるか？
乞うご期待。
私的にも、見学するには‘古瓦’が、ぴったりだと思います。
施工サイドから一言・・・もう、堪えて〜。
・・・それは、いかん。・・・船が出ん！
本日の現場は、粟島。
瀬戸芸さんの依頼で、作品スサノヲ（滝沢達史;作）の下屋根の修繕。先日の大雨で、下屋根が倒壊。作品には影響なく、無事でした。
瀬戸芸開催期間中なら、お客さんの頭上に・・・。お〜怖〜。
てな感じで、作業開始。
先ずは大工さんの出番です。
夕方には我々の出番です。
・・・それまで、何してたん？
って、思うでしょう。それがまた大変。
この子の、段取りをしておりました。
古瓦。‘粟島達磨窯産’の調達です。
薮を分け入り、‘蚊’との格闘。１５ｃｍオーバーの‘ムカデ’は、ざら。スズメバチや、最終的には‘ヘビ’まで出てきて、害虫の運動会や〜（彦摩呂調で）。
皆さん知ってました。粟島で、藪に入る時は‘蚊取り線香’を腰に吊り下げます。渦巻いた蚊取り線香を、ポキポキと折って小さくし、その両端に着火した物を、５・６個入れとくんです。そうでないと、確実にやられます。
え〜、あ〜。話はかなりそれましたが、とにかく、古さも芸術なので、今の‘いぶし銀’の瓦はダメです。経年変化と共に、古さを楽しむのです。
・・・今日は、材料の調達でしたが、明日は、施工。御隠居状態の瓦。はたして、上手く屋根の上に復活なるか？
乞うご期待。
私的にも、見学するには‘古瓦’が、ぴったりだと思います。
施工サイドから一言・・・もう、堪えて〜。
09月14日: 2013瀬戸芸粟島(達磨窯・修繕編）
さ〜て、今日は粟島の達磨窯(東風源治窯）の修復をします。
須田港に着くと・・・どひゃ〜。なんと人・人・人。中学生がわんさか集合しています。
粟島汽船に乗船すると、もうギュウ〜ギュウ〜。・・・瀬戸芸開催期間もこんなんだろうか？
そして粟島到着。達磨窯の修繕に入ります。
ブルーシート、オ〜プン〜！
う！湿気が・・・。窯の天敵、湿度が超高めです。
今回の目的は、
�〕卞睇瑤望得�棚（ラック）を設置し、焼成出来るようにする。
��搬入口を広げる
�Ｉ�雨で落ちた外部の土（壁）を、盛り付ける。
まず、作業�〃據舛�ラックを組んでみます。
地元中学生、Ｋ君を助手に従え、ムンムンの窯の中でレベルを出していきます。
ある程度めどがついたので、作業�△糧惰�口を広げる工事にかかります。
前回も説明したように、‘東風源治窯’は指定有形文化財です。
今日のこの工事も、役所の関係部署の間で様々な取り決めが交わされ、本工事に至ったと聞き及んでおります。
(の割には、役所関係の方が現場に少なかったのですが･･･。)
さて、作業�∋笋涼甘�ですが、結構制約がありまして
�〇慊衂�以内で加工する事。
�∧匹鮹，い萄錣襪里篭愡漾�必ず削り取る事。
�８紊禄ど�する事。
だそうです。
グラインダーで削り取る事、１時間半。焼きしめた窯だけあって、堅いのなんの。
切ってみて初めてわかる、窯内部の壁の強度。
とにかく、切り粉と汗で、ドロドロになりました。
さて外壁は、作業�Ｊ標�を整える作業が、中学生と保存会の方で進められております。
最初は、怖じ怖じしていた学生も、慣れて来ると戦力になります。
どうです、立派になりました。かなりの満足度です。
泥んこになった中学生も、最終的にはこんな姿に。
若いって良いですな〜。
指定有形文化財となってしまった‘達磨窯’使用するには大義名分＆使用許可などが要ります。
使用頻度を上げないと、メンテナンスが出来ません。年に１回の簡単な修繕。屋根すら無く、浜風や雨、台風を凌ぐ事も出来ず、劣化していく‘泥窯’。
しかし、２年前から私たちプロの立場から‘瓦を焼いていた窯’としての活用方法、保存、この先の価値を考える事で、この窯に‘火が灯る’のではないかと思います。
その証拠に、今日私たちと共に汗を流した若者の心には、‘今日の粟島の達磨窯’が生き続ける事でしょう。
さて、本番の本焼きは、来週の２２日に行います。２３日は午後より窯を開けます。
午後からは、サプライズもあるかも。
須田港に着くと・・・どひゃ〜。なんと人・人・人。中学生がわんさか集合しています。
粟島汽船に乗船すると、もうギュウ〜ギュウ〜。・・・瀬戸芸開催期間もこんなんだろうか？
そして粟島到着。達磨窯の修繕に入ります。
ブルーシート、オ〜プン〜！
う！湿気が・・・。窯の天敵、湿度が超高めです。
今回の目的は、
�〕卞睇瑤望得�棚（ラック）を設置し、焼成出来るようにする。
��搬入口を広げる
�Ｉ�雨で落ちた外部の土（壁）を、盛り付ける。
まず、作業�〃據舛�ラックを組んでみます。
地元中学生、Ｋ君を助手に従え、ムンムンの窯の中でレベルを出していきます。
ある程度めどがついたので、作業�△糧惰�口を広げる工事にかかります。
前回も説明したように、‘東風源治窯’は指定有形文化財です。
今日のこの工事も、役所の関係部署の間で様々な取り決めが交わされ、本工事に至ったと聞き及んでおります。
(の割には、役所関係の方が現場に少なかったのですが･･･。)
さて、作業�∋笋涼甘�ですが、結構制約がありまして
�〇慊衂�以内で加工する事。
�∧匹鮹，い萄錣襪里篭愡漾�必ず削り取る事。
�８紊禄ど�する事。
だそうです。
グラインダーで削り取る事、１時間半。焼きしめた窯だけあって、堅いのなんの。
切ってみて初めてわかる、窯内部の壁の強度。
とにかく、切り粉と汗で、ドロドロになりました。
さて外壁は、作業�Ｊ標�を整える作業が、中学生と保存会の方で進められております。
最初は、怖じ怖じしていた学生も、慣れて来ると戦力になります。
どうです、立派になりました。かなりの満足度です。
泥んこになった中学生も、最終的にはこんな姿に。
若いって良いですな〜。
指定有形文化財となってしまった‘達磨窯’使用するには大義名分＆使用許可などが要ります。
使用頻度を上げないと、メンテナンスが出来ません。年に１回の簡単な修繕。屋根すら無く、浜風や雨、台風を凌ぐ事も出来ず、劣化していく‘泥窯’。
しかし、２年前から私たちプロの立場から‘瓦を焼いていた窯’としての活用方法、保存、この先の価値を考える事で、この窯に‘火が灯る’のではないかと思います。
その証拠に、今日私たちと共に汗を流した若者の心には、‘今日の粟島の達磨窯’が生き続ける事でしょう。
さて、本番の本焼きは、来週の２２日に行います。２３日は午後より窯を開けます。
午後からは、サプライズもあるかも。
09月13日: 走れ、走れ〜。
本日もかなりの暑さ。
「額に汗して、働く姿は、美し〜」・・・すみません、‘汗するオヤジより’でした。
さて、昨日はさすがにバテバテ、ブログもお休みしました。
早朝６時前に起き、粟島に‘達磨窯’修繕用のベタを、運んでまいりました。
用事を済ませて‘とんぼ返り’、現場に戻ります。
色々修繕現場。
最も時間がかかったのはこれ。
ん！地瓦。何かひっ付い取るけど・・・テープ？
そうです、養生テープです。
何故かと言うと、１枚ずつ瓦をずりあげて、内側をコーキング止めしました。それでズレないようにテープで止めております。
何かと微妙な作業ではありますが、効果は抜群です。１日置くと、‘カタッ’とも言いません。
しかしこの作業、瓦を一枚ずつ持ち上げるので、大変な手間と、体力が要ります（根気も）。
そして・・・日没と共に、力尽きるのでありました。
さて、一晩明けて、今日。今度は、このテープを全て除けなくてはなりません。
おまけにこの暑さ、汗をポタリポタリと流しながら、無言でテープ除けです。
何とか終了。あ〜施主さんは、かなり喜んで下さいましたが、次は、葺き替え宜しくお願い致します。
さて、呼吸が落ち着いて、向かう所は、トラックを走らせ１時間２０分。待ち合わせ場所に到着。
監督の先導の元、山道を走る事６ｋｍ。崩れた沢＆道の復旧工事を横目に、２ｔトラックがギリギリの幅の未舗装の急斜面＆隣は崖の、サバイバルロードを走る事６００ｍ。そこにはポツンとお家が・・・。
施主さん、かなり運転が上手なのですね。
さて作業は・・・。
わ〜隅棟にブルーシートが。どう見てもここですね。
家の繋ぎに、陸谷を入れたようですが、復旧出来なかったので、私の出番だったようです。
「チチン・プイプイノ・プイ！」
あ〜ら、不思議。直りました。
・・・とか言いながら、結構大変な作業でした。これは、瓦屋さんでしか修復は出来ないと思います。
監督〜。板金屋さんを責めないで〜。
とか何とか。ここ２日は、かなりハードでした。
早く寝たい・・・。
しかし、後３時間は、事務仕事が残っております。
疲労困憊。
「額に汗して、働く姿は、美し〜」・・・すみません、‘汗するオヤジより’でした。
さて、昨日はさすがにバテバテ、ブログもお休みしました。
早朝６時前に起き、粟島に‘達磨窯’修繕用のベタを、運んでまいりました。
用事を済ませて‘とんぼ返り’、現場に戻ります。
色々修繕現場。
最も時間がかかったのはこれ。
ん！地瓦。何かひっ付い取るけど・・・テープ？
そうです、養生テープです。
何故かと言うと、１枚ずつ瓦をずりあげて、内側をコーキング止めしました。それでズレないようにテープで止めております。
何かと微妙な作業ではありますが、効果は抜群です。１日置くと、‘カタッ’とも言いません。
しかしこの作業、瓦を一枚ずつ持ち上げるので、大変な手間と、体力が要ります（根気も）。
そして・・・日没と共に、力尽きるのでありました。
さて、一晩明けて、今日。今度は、このテープを全て除けなくてはなりません。
おまけにこの暑さ、汗をポタリポタリと流しながら、無言でテープ除けです。
何とか終了。あ〜施主さんは、かなり喜んで下さいましたが、次は、葺き替え宜しくお願い致します。
さて、呼吸が落ち着いて、向かう所は、トラックを走らせ１時間２０分。待ち合わせ場所に到着。
監督の先導の元、山道を走る事６ｋｍ。崩れた沢＆道の復旧工事を横目に、２ｔトラックがギリギリの幅の未舗装の急斜面＆隣は崖の、サバイバルロードを走る事６００ｍ。そこにはポツンとお家が・・・。
施主さん、かなり運転が上手なのですね。
さて作業は・・・。
わ〜隅棟にブルーシートが。どう見てもここですね。
家の繋ぎに、陸谷を入れたようですが、復旧出来なかったので、私の出番だったようです。
「チチン・プイプイノ・プイ！」
あ〜ら、不思議。直りました。
・・・とか言いながら、結構大変な作業でした。これは、瓦屋さんでしか修復は出来ないと思います。
監督〜。板金屋さんを責めないで〜。
とか何とか。ここ２日は、かなりハードでした。
早く寝たい・・・。
しかし、後３時間は、事務仕事が残っております。
疲労困憊。
09月11日: スッキリしましょう。
む！暑い。
３０度後半の猛暑的な暑さでは無いものの、朝夕と日中の差がある為か、何かしんどいです。
さて本日は、以前の大雨で雨漏りがあった現場に来ています。
大雨前に屋根調査をして、現状を説明しておりました。
今朝修理に行くと・・・。
施主 「この前の雨で、瓦屋さんの言う通りに、なってしもたわ。良くわかりました。」
瓦哲 「いやいや・・・。」
言い当てたようで、ちょっとうれしいけど、施主さんの事を思うと、気の毒です。
今回のポイントはここ。
ちょっと見難いけど、説明します。
・隅棟のお尻の漆喰がとれています。
・にしても、隅棟のつきあたりが、上屋根の万十軒瓦に当たってる。
そうそう、何か変です。しかし変では無いんです。
この屋根の形は‘しころ屋根’。
下屋根は‘寄せ棟゜上屋根は‘切妻’。そして‘入母屋’の原型とも言われております。
この屋根の欠点は、隅棟のお尻が上屋根に乗りかかる事。この部分の雨仕舞いが、ややこしいです。隅棟の高さ(仕様）によって、仕舞いが変わって来ます。
今回は、とにかく雨漏り修理。上屋根に乗りかかった隅棟は、バッサリ切ってしまいましょう。
そして、壁際の熨斗を銅線で落ちないように固定。
次に、ちょこちょこっと‘板金作業’をして、完成です。
隅棟を、バッサリ流れ方向に切りました。雪の降らない香川県ではあまりしない方法です。
まあ、これでかなりスッキリしたと思います。
まだまだ修繕箇所はあります。ん〜結構、ハードだぜ〜。
修繕箇所、結構あります・・・結構あります・・・結構・・・結構・・・あります。
うお〜葺き替えてくれ〜。
３０度後半の猛暑的な暑さでは無いものの、朝夕と日中の差がある為か、何かしんどいです。
さて本日は、以前の大雨で雨漏りがあった現場に来ています。
大雨前に屋根調査をして、現状を説明しておりました。
今朝修理に行くと・・・。
施主 「この前の雨で、瓦屋さんの言う通りに、なってしもたわ。良くわかりました。」
瓦哲 「いやいや・・・。」
言い当てたようで、ちょっとうれしいけど、施主さんの事を思うと、気の毒です。
今回のポイントはここ。
ちょっと見難いけど、説明します。
・隅棟のお尻の漆喰がとれています。
・にしても、隅棟のつきあたりが、上屋根の万十軒瓦に当たってる。
そうそう、何か変です。しかし変では無いんです。
この屋根の形は‘しころ屋根’。
下屋根は‘寄せ棟゜上屋根は‘切妻’。そして‘入母屋’の原型とも言われております。
この屋根の欠点は、隅棟のお尻が上屋根に乗りかかる事。この部分の雨仕舞いが、ややこしいです。隅棟の高さ(仕様）によって、仕舞いが変わって来ます。
今回は、とにかく雨漏り修理。上屋根に乗りかかった隅棟は、バッサリ切ってしまいましょう。
そして、壁際の熨斗を銅線で落ちないように固定。
次に、ちょこちょこっと‘板金作業’をして、完成です。
隅棟を、バッサリ流れ方向に切りました。雪の降らない香川県ではあまりしない方法です。
まあ、これでかなりスッキリしたと思います。
まだまだ修繕箇所はあります。ん〜結構、ハードだぜ〜。
修繕箇所、結構あります・・・結構あります・・・結構・・・結構・・・あります。
うお〜葺き替えてくれ〜。
09月10日: 脱出。
１４:００に、水分補給に小休憩をとるくらい、暖かな、香川県地方。
ここ数日の中で、水分補給量も最高です。
さ〜て。只今の現場は、「台風接近か！」いやいや、何とか「低気圧」に・・・が２回もあったり、
雨が降りそう・・・が、とんでもない豪雨に。
とにかく、雨にたたられました。
しかし、雨漏りも無く凌いでまいりました。
２F屋根を、葺き替えした時は、お盆前のカンカン照り。雨が無かったのですが、一旦降りますと、あ〜ら大変、困ったことが。
さて、何でしょう・・・・わかるかな〜。職人には非常につらい事が。
答えは、‘蚊’が出てきた事です。貴重な休憩時間。‘プ〜ン’・・・「あ〜うっとおしい」
涼しくなったのは良いのですが、蚊も、活動しやすくなったのでしょう。生き物は、どの種も同じという感じです。
さあ、明日から、とんでもなく忙しい日々が続きます。どうすればよいのやら。
助っ人希望です。
ここ数日の中で、水分補給量も最高です。
さ〜て。只今の現場は、「台風接近か！」いやいや、何とか「低気圧」に・・・が２回もあったり、
雨が降りそう・・・が、とんでもない豪雨に。
とにかく、雨にたたられました。
しかし、雨漏りも無く凌いでまいりました。
２F屋根を、葺き替えした時は、お盆前のカンカン照り。雨が無かったのですが、一旦降りますと、あ〜ら大変、困ったことが。
さて、何でしょう・・・・わかるかな〜。職人には非常につらい事が。
答えは、‘蚊’が出てきた事です。貴重な休憩時間。‘プ〜ン’・・・「あ〜うっとおしい」
涼しくなったのは良いのですが、蚊も、活動しやすくなったのでしょう。生き物は、どの種も同じという感じです。
さあ、明日から、とんでもなく忙しい日々が続きます。どうすればよいのやら。
助っ人希望です。
09月06日: 2013瀬戸内国際芸術祭ｉｎ粟島・作品その１
今年春から、瀬戸内の各場所で開催されております‘瀬戸内国際芸術祭２０１３’。
いよいよ、‘シーズン秋’が10/5より開催されます。
私が足しげく通う‘粟島’もその開催地。
我が‘藤川ルーフ工業’にもそのお声がかかっております（作家としてでは無いですが、残念）。
まず、その第１段。昨年も行いました��・��が、瓦を昔ながらの方法で焼く達磨窯‘東風源治窯’で、鬼瓦（オブジェ的）を焼き、屋根に取り付け、アートにしよう。です。
と言う訳で、本日はその達磨窯の調査。かなり傷んでおりました。
瀬戸芸の担当の方、三豊市の方、保存会の方々、菊間の安永さん、伝統工芸師の陣内さん、と私。
修繕方法を検討中。
まずは、外回り。フムフム。
反対に回って搬入口を、ありゃま〜。
ってな感じで、まあここまでは、いつもの事です。手なれた修復方法でＯＫ。
いつもと違うのは、今回の作品の大きさ。
この搬入口では、若干小さめなので、入口を大きくしないといけません。
しかしながら、この‘東風源治窯’三豊市指定の文化財。個人が触れる代物でないので、なかなかハードルが高いです。
中に入り、あらゆる個所を、あらゆる方法で、検討いたします。
と、言う事で、炎天下、討論すること１時間半。まずここは確実にヴァージョンアップを行います。
搬入口。とにかく作品が入らないと、元も子もないので、若干広げる事になりました。
先は長そうです。
って、私が窯の工事をするんかい？みなさ〜ん、にっこり笑って、バトンタッチですか〜。
・・・頑張ります。
いよいよ、‘シーズン秋’が10/5より開催されます。
私が足しげく通う‘粟島’もその開催地。
我が‘藤川ルーフ工業’にもそのお声がかかっております（作家としてでは無いですが、残念）。
まず、その第１段。昨年も行いました��・��が、瓦を昔ながらの方法で焼く達磨窯‘東風源治窯’で、鬼瓦（オブジェ的）を焼き、屋根に取り付け、アートにしよう。です。
と言う訳で、本日はその達磨窯の調査。かなり傷んでおりました。
瀬戸芸の担当の方、三豊市の方、保存会の方々、菊間の安永さん、伝統工芸師の陣内さん、と私。
修繕方法を検討中。
まずは、外回り。フムフム。
反対に回って搬入口を、ありゃま〜。
ってな感じで、まあここまでは、いつもの事です。手なれた修復方法でＯＫ。
いつもと違うのは、今回の作品の大きさ。
この搬入口では、若干小さめなので、入口を大きくしないといけません。
しかしながら、この‘東風源治窯’三豊市指定の文化財。個人が触れる代物でないので、なかなかハードルが高いです。
中に入り、あらゆる個所を、あらゆる方法で、検討いたします。
と、言う事で、炎天下、討論すること１時間半。まずここは確実にヴァージョンアップを行います。
搬入口。とにかく作品が入らないと、元も子もないので、若干広げる事になりました。
先は長そうです。
って、私が窯の工事をするんかい？みなさ〜ん、にっこり笑って、バトンタッチですか〜。
・・・頑張ります。
09月05日: やっとこさ。
昨日の、豪雨がうそのような香川県地方。すっかり涼しくなりました。
やった〜。ようやく地葺きのブルーシートがすべて取れました。
あ〜仕事しにくかった〜。
明日１日で、地葺きが終わります。
やれやれ。
まさか、こんなに雨にたたられようとは・・・。
おまけに豪雨。讃岐の水瓶‘早浦ダム’が、１日で１００％の貯水率に。
・・・ホッとひと安心。
やった〜。ようやく地葺きのブルーシートがすべて取れました。
あ〜仕事しにくかった〜。
明日１日で、地葺きが終わります。
やれやれ。
まさか、こんなに雨にたたられようとは・・・。
おまけに豪雨。讃岐の水瓶‘早浦ダム’が、１日で１００％の貯水率に。
・・・ホッとひと安心。
09月03日: ちまちまと･･･。
朝。ん！んん！・・・晴れた！
それ行け〜！仕事じゃ〜。
しかし、雲ゆきは下り坂。シートを剥いで、墨を打って、瓦を揚げて、地瓦を葺きます。
その間に、次の瓦を現場まで持って来てもらいます。
湿度のせいか、かなり汗が出て来ます。
晴れてるうちに、ゴチャゴチャしている面を先に葺きます。
あ〜しんど！休憩しよ〜。
と、腰を下した途端。・・・ポツポツ。・・・な〜。早きたん。
慌てて、屋根に戻り葺きさしを、葺きます。
片方では、シート貼り。
そうしてたら、瓦が届きます。
「あ〜その辺置いといて〜。」
お昼前、一段落つきました。
今日は、もうここまでじゃ〜〜〜！
いつになったら、地葺きが終わるのだろうか。
明日は、１日中雨の予報です。
ブルーシートも、もう見空きました。
それ行け〜！仕事じゃ〜。
しかし、雲ゆきは下り坂。シートを剥いで、墨を打って、瓦を揚げて、地瓦を葺きます。
その間に、次の瓦を現場まで持って来てもらいます。
湿度のせいか、かなり汗が出て来ます。
晴れてるうちに、ゴチャゴチャしている面を先に葺きます。
あ〜しんど！休憩しよ〜。
と、腰を下した途端。・・・ポツポツ。・・・な〜。早きたん。
慌てて、屋根に戻り葺きさしを、葺きます。
片方では、シート貼り。
そうしてたら、瓦が届きます。
「あ〜その辺置いといて〜。」
お昼前、一段落つきました。
今日は、もうここまでじゃ〜〜〜！
いつになったら、地葺きが終わるのだろうか。
明日は、１日中雨の予報です。
ブルーシートも、もう見空きました。
