む!暑い。
30度後半の猛暑的な暑さでは無いものの、朝夕と日中の差がある為か、何かしんどいです。

さて本日は、以前の大雨で雨漏りがあった現場に来ています。
大雨前に屋根調査をして、現状を説明しておりました。
今朝修理に行くと・・・。

 施主 「この前の雨で、瓦屋さんの言う通りに、なってしもたわ。良くわかりました。」
 瓦哲 「いやいや・・・。」

言い当てたようで、ちょっとうれしいけど、施主さんの事を思うと、気の毒です。

今回のポイントはここ。

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ちょっと見難いけど、説明します。
・隅棟のお尻の漆喰がとれています。
・にしても、隅棟のつきあたりが、上屋根の万十軒瓦に当たってる。
そうそう、何か変です。しかし変では無いんです。

この屋根の形は‘しころ屋根’。
下屋根は‘寄せ棟゜上屋根は‘切妻’。そして‘入母屋’の原型とも言われております。

この屋根の欠点は、隅棟のお尻が上屋根に乗りかかる事。この部分の雨仕舞いが、ややこしいです。隅棟の高さ(仕様)によって、仕舞いが変わって来ます。

今回は、とにかく雨漏り修理。上屋根に乗りかかった隅棟は、バッサリ切ってしまいましょう。

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そして、壁際の熨斗を銅線で落ちないように固定。
次に、ちょこちょこっと‘板金作業’をして、完成です。

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隅棟を、バッサリ流れ方向に切りました。雪の降らない香川県ではあまりしない方法です。

まあ、これでかなりスッキリしたと思います。
まだまだ修繕箇所はあります。ん〜結構、ハードだぜ〜。
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修繕箇所、結構あります・・・結構あります・・・結構・・・結構・・・あります。
うお〜葺き替えてくれ〜。