Archives

You are currently viewing archive for October 2013

10月14日: 仲間入りです。

カテゴリー: 瓦哲
著者: 瓦哲
朝、風がありテントがバタバタと音を立てていた、香川県三豊市詫間町沖粟島。

・・・テント?
そう、今週も‘藤川ルーフ工業・かわら雑貨小町庵’が、粟島瀬戸芸特別支店を設けました。
日祝だけの限定でございますが。

いつも、我、支店ブースより50m半径の行動範囲でしたので、なかなか、メインストリートには行けませんでした。

そんな中・・・。実行委員長Eちゃんが、登場です。
 Eちゃん 「藤川さん、元気〜。」
 瓦哲   「あ〜。疲れ様です。」
 Eちゃん 「これ着る〜。」

お〜それは。粟島島民限定‘むかし、粟島ぼ〜い、が〜る’Tシャツではないか!!
瀬戸芸開催時、粟島に来た島外の人が、道に迷ったり、困った事が起きたら、島の人に声をかけてもらうよう、島外人と島民を区別する為のTシャツではないか。

なんと実行委員長の‘御墨付き’で、晴れて島民の仲間入り。

null

粟島にこられた方は、解らない事があれば、このTシャツの方にこ声をかけてください。
島内(ほぼ)知り尽くしております。
あと20日ほど、頑張りましょう。

にほんブログ村 住まいブログ 屋根・瓦へ
我が夫婦‘むかし’と呼ばれるには、まだまだ若輩者なのですが、特別に‘藤井フミヤ’氏も着られてるとの事なので、そこんトコロは、OK!です。








カテゴリー: 瓦哲
著者: 瓦哲
まだ秋遠し、香川県地方。

さて、今日は1日潰して、屋根調査を4件行いました。
こういう仕事は、1日に集約するのが1番です。・・・あとのデータの仕舞いが大変ですが。

その中の1つ。

営業さん 「雨漏りするんや〜。」
 瓦哲   「雨漏り調査かいな。どれどれ。」

点検口近くが雨漏り箇所なので早速・・・。

 瓦哲  「ん?なんじゃこれ?」

null

天井裏に屋根が居る・・・?

増築をした時に、切り飛ばしておけばよかった屋根を、後生大事に屋根裏に残しておいたのでしょう。
おまけに、樋まで残っています。

あ〜あ。

・・・仕事はキッチリいたしましょう。
にほんブログ村 住まいブログ 屋根・瓦へ
わざわざ残すより、のけたほうが、仕事がしやすいと思うのですが・・・。
この職人さんは、相当変わり者?







カテゴリー: 瓦哲
著者: 瓦哲
ん〜。いつになったら秋が来るんであろう。本日もかなり暑い、香川県地方。

さて、中休みを頂いておりました、平板屋根の現場、終了いたしました。
瀬戸芸関係で、締切に追われしばらく現場を空けさせてもらいました。

こんな感じです。

null

null

null

結構大きい物件です。(携帯のカメラでは、イマイチか?)
地葺きや、モノを運ぶにはかなりの横移動があります。大きいな〜と感じました。

しかし、{大きいな〜。広いな〜」だけではなかったのです。
この物件最大のピンチ箇所を、お教えしましょう。

null

ケラ場軒下の、付け腰。

・・・・う!狭〜。

熨斗瓦を積み終わり、残りの高さを測ると、軒天まで2.2寸(約6.6cm)。
なかなかハードでした。
結構まっすぐ積めたので、OKかな。

後は、板金屋さん、サイジング屋さん宜しくです。
にほんブログ村 住まいブログ 屋根・瓦へ
完成したら、また見に来よ〜っと。みんなどんな仕舞いをするんかな〜。
瓦だけは汚されたくないな〜。








10月03日: 脱出。

カテゴリー: 瓦哲
著者: 瓦哲
ふう、一連の粟島業務終了いたしました。

色々させていただきました。
・達磨窯修繕に伴う現地打ち合わせ
・達磨窯の修繕工事
・修繕に伴う、ベタ・薪などの調達
・達磨窯での本焼作業
・達磨窯の窯開き・搬出
・鬼瓦の設置(鬼瓦4ヶ所・3物件)
・粟島中学校理科室での鬼瓦展示

・急遽作品会場の下屋根葺き替え

後、結構堪えたのが、粟島島外瀬戸芸関係者と島民との中継ぎ。これは神経をすり減らします。

そして工事に至っては、開期が押し迫っているだけに、最優先させないといけませんでした。

しかし、多くの方と話が出来たり、打ち解けたり、非常に楽しかったです。

・・・・一昨日までは。

大きな、大きな、イベントです。
取材が来ても、クローズアップされるのは著名人ばかり。
脚光を浴びるのも、著名人。

null

それぞれの、思いをのせて、10/5(土)瀬戸内国際芸術祭・秋期in粟島、始まります。
にほんブログ村 住まいブログ 屋根・瓦へ

・・・粟島島民の方の為に、成功することを、祈っております。







カテゴリー: 瓦哲
著者: 瓦哲
今日もかなり暑かったです。

ではでは、昨日の続きです。昨日は鬼瓦が立つまででした。
本日は、棟の復旧。

これがまた大変。付替えた鬼瓦の方が、幅が狭かったのです。おまけに、工事前より4寸外側に出しました。
設置位置変更・高さ調節・追加作品・破風板塗装などすべてが、‘見せるための鬼瓦’この一言に尽きます。

null

鬼瓦を設置したお宅は、こんな感じのお宅です。
ちょうど道側に入母屋の妻側が見えます。

null

ちょっと斜めから近寄ると・・・。

鬼瓦の彫りが際立って見えてきます。
榀板(しないた)の下にある瓦の棒みたいなものは、航海に必要なコンパスです。
破風板を、白く塗り直したので、はっきりと際立って見えるようになりました。

null

表情もOK。
鬼から棟の瓦が見えるのが嫌だったので、熨斗瓦・棟込み輪違いなどの瓦を、斜めに積み、棟幅を狭くしてみました。
かつ、帆立が付いていたので、鬼際を3寸UPしました。もう大変。

しかしその甲斐あって、くっきりと鬼瓦が見えるようになりました。

えがった、えがった〜〜!
にほんブログ村 住まいブログ 屋根・瓦へ
ふ〜。これで一連の‘瀬戸内芸術祭・秋の開催in粟島’関連の、業務が終了いたしました。
やはり、機能重視の鬼瓦では無く、芸術の為の鬼瓦。取り付けるには、何らかの問題があります。しかも、はっきりと見え、心に訴えるように付けなくてはいけません。

間違いなく、一言、言える事は・・・・・・・・楽しかった










カテゴリー: 瓦哲
著者: 瓦哲
さてさて、また暑さがぶり返してきた香川県西讃地方・粟島からのレポートです。

本日設置の鬼瓦で、一連の鬼瓦作り、焼成、設置の過程が終了いたします。
今日はごたごたしておりましたので、鬼瓦を設置する所までで、船の便を迎えることとなってしまいました。

さあ、今回最終の鬼瓦、どんな物なのでしょう。

イメージは、ギリシャ神話に出てくる‘ヘルマプロディートス’をイメージしております。
さて、彼女?彼?。そうなんです、両性具有の神でだそうです。

施主さんは、粟島人気一座‘ふるさと劇団’きっての女形として活躍されております。
こんなわけで、またも色々なニュアンスでこの鬼瓦です。

null

null

null

さあ、どうでしょう。

なかなかの美人でしょ。
この鬼瓦、屋根に揚げると、これまた生き生きとしておりました。
明日、棟の復旧なので、お楽しみに。
にほんブログ村 住まいブログ 屋根・瓦へ
この現場、蚊が多いです。15時を回ると視界にロックオンされるのは5匹位。
香取線香をしているのですが、無意味かも。