fujikawa

本日のお天気；　今年一番でないかな・・・と思うぐらい、暖かいお天気。風が出た時は‘お！！’と思ったが、すぐ止んでしまったでしょう。

さて、納屋の葺き替え工事が、ようやく完成いたしました。



ん〜。上屋根しか見えんな〜。屋根地をまっすぐに直すのに、若干時間がかかりました。
では、正面から。



ん〜。この尺５寸の鬼は重かったです。
裏からは、どんなでしょう。



ハイハイ。妻部分の軒先で仕事をするのが、転げ落ちそうで結構怖かったです。

ところで、この現場で‘お初’ってことが有りました。



下屋根の腰巻き（壁際）です。
こんなに積んだのは、初めて。
面戸・片紐熨斗・紐熨斗・熨斗・蛇の目・井筒小・紐熨斗・熨斗・・・と、大棟と勘違いするようなラインナップです。
窓サッシが有ったため、高さを抑えて、何とかこの仕様。本来はもう少し‘積んで欲しかった’そうです。

結構、お疲れモードのところ、
　施主さん　「永い間、ありがとな。丁寧にしてもろて。」
・・・お〜。瓦哲、感激！疲れも、その一言で吹っ飛びます。

帰りの車の中もご機嫌です。・・・・しかし、疲れには勝てず、いつの間にか助手席で、寝てしまっておりました。

・・・明日も仕事です(涙）。


ぽちっとね。と言う事で、積みに積んだ腰巻。壁の端には‘返り（見返し）’と言われるチョコっとした小さな鬼瓦が付く所がありました。通常は、３〜４寸の鬼瓦が付くのですが、今回は尺の鬼瓦。通常の倍はあります。大きいので‘組み鬼’でした。
・・・激しすぎる。