fujikawa

さて、先週から行っておりました‘谷板金入れ替え工事’」が、昨日終了いたしました。

今回の特徴は、‘谷板金と隅棟の距離が接近していて、幅の広い谷板金では、隅棟に当たってしまう’ところ。

施工前、の写真です。



隅棟に当たらないように、無理に曲げています。よって、隙間が出来、雨漏りの原因となっておりました。

しかし、これ以上板金幅を狭く出来ません。
ん〜。どうしよう・・・。
ええい！いっそうの事、逆に幅を広くしてしまえ〜〜。で・・・こんな感じ。



板金が隅棟に突き刺さっています・・・て言うか、板金の上に隅棟を葺きました。
初めての経験です。ちょうど瓦の割りも良く、無理なく収まりました。

ほっと一安心。
‘成せば成る’のコーナーでした〜〜。


ぽちっとね。この現場、既存瓦を葺いた職人さんは、随分自由な葺き方をしていました。
・・・一応、セオリー通りに葺いた方がいいと思います。
受け継がれてきた正しい工法もありますので・・・。