今日は、以前、「ベタ葺き」をした現場に戻ってきました。約一ヶ月ぶりです。

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お〜。以前の梅雨空でなく、真夏の空です。
さあ、棟巻き開始です。
まず最初にするのは、隅棟の一番下・・・「隅面戸」です。地瓦と棟の瓦の間を埋める瓦です。
完成現場の写真で、説明すると・・・。

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・・・です。一枚一枚型を取って削っていきます。
香川県の西讃地方では、ほぼ標準仕様です。手間がかかってます。
我々職人は「面戸をハツル」といいます。
この‘ハツル’作業、結構根気が要ります。一日中ハツッて、平常心で仕事が出来たら、ほぼ一人前です。
では、こんな感じに。

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      糸を張って隅面戸を置きました         台熨斗を置きました

台熨斗は、必ず銅線でくくります。
ちなみに、「藤川ルーフ工業」は、全ての熨斗を銅線でくくります。時間がかかる理由のひとつです。この工法で屋根を作りたい方は、ご連絡ください。

今日は、ここまで、だいぶ‘バテました。
仕事が終わって、今日した所の確認です。

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遠くて判りません・・・。残念。

また明日、頑張ります。