4月の中旬は、結構雨が降りました。屋根工事も進んだり、止まったりの繰り返しで、予想外に後期が延びました。
施工業者もそうですが、施主さんも心配されたと思います。

では、「大野原の家、完成」です。

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おっと職人Mが写ってしまいました。(放送コードぎりぎりか!)失礼致しました。
現場周り清掃中です。

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ケラバ部分、千枚です。讃岐の西讃地区に多い仕舞いです。

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今回は、長年にわたり「鮮魚店」をされている、お家なので、青海波熨斗を組み合わせてみました。目線が上に行くように、熨斗と青海波熨斗のバランスを考えて積みました。

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下り棟と隅棟は、こんな感じです。瓦をまん丸にくりぬいているのは、「水通し」と言って、隅棟の下側を、雨水が流れる仕組みにしています。色々な方法がありますが、今回はこちらの方法を採用しました。
「派手派手しい屋根は、チョット」と聞いていましたので、しかし、ハウスメーカーさんのような、主張しない屋根もどうかなと思い、このデザインで決定です。
装備も充実、強風、暴雨、地震、生活湿気等の家を傷める原因に、十分耐え得る、逆に十分戦える仕様になっております。
ここまでさせていただいて、職人冥利に尽きます。有難うございました。


そして、頂いちゃいました。施主さんから、「有難う」のこの品。わざわざ家まで持って来て頂いて、小町共々(Jr.達も)びっくり仰天・・・では、どうぞ!!

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おめでたい、おめで鯛、天然鯛塩焼き尾頭付です。でか〜!!
私が、現場から帰った時も、まだほの温かかったのですが、オーブンで暖め直そうとの事で、入れてみましたが、家庭用のオーブンでは、尻尾まで入りきらず‘バリバリ’って尻尾が削れてしまいました。
夕食は、みんなでワイワイ言いながら、突きました。美味しかったです。

お腹も満たされましたが、その何十倍も、心が満たされた一日でした。
有難うございました。