朝一番、隅棟の漆喰が、剥れているとの事で、棟の巻き替え工事に入りました。
こんな感じです。

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なるほど、漆喰が取れて、土が見えてます。10数年前の屋根でしょうか?この頃の工事は、土を置いてその周りに漆喰を巻き、野地板から出した銅線(皮膜なし)で瓦を留めるのが、主流でした。決して、職人さんが手を抜いたわけではないです。工法が、まだまだだったんですね。
その頃に、洋風屋根で建築された方は、一度チェックされて見ては、いかがですか?
とりあえず、この場を、職人M・職人Tに任せて、今の現場に戻ることにしました。急がないと・・・
え!あれれ!なんと、車のドアが開きません。無情にも、鍵が、ガラスの内側で「僕は、ここだよ〜。」って。・・・「すみません。スペアキー持って来て下さい。」小町にTelしました。

気を取り直して、お仕事して来ました。完成・高松の家

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ちょっと時間かかってしまいました。遠い現場だったので、皆、バテバテです。

ここに来る途中、ちょっと寄り道いたしました。
ある所の、石仏を移動するので‘魂抜き’を、するとの事。連絡が有ったので、お邪魔致しました。
いざ開始、私も数珠を握り締めて、真剣です。住職さんが、何のお経を唱えているのかは、解りませんが、一緒に「ぶつぶつ」言ってました。なんか参加してないといけない様な気が・・・。
ロウソク2本終了する頃、‘魂抜き’も終わりました。

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とても不思議な、儀式でした。夕方、職人Yとの会話です。
  私 「魂抜きをしたら、その魂は、どこ行くんじゃろ?」
職人Y「お経を唱えた人の中に入るんだったりして。聞いたこと有ります。」
 私 「すると、石仏8体やったら、住職さん本人と合わせて、9つの魂かい?すげ〜。」
職人Y「でしょう。」
私達は、この方面無知なので、こんな会話に成りました。
真実は、いかに。誰か、徳を積んだ方、教えてください。